私と英語 in カナダ

英語×ワーホリ×カナダの現実

ワーホリ準備何から始めるべき?(パート2)

今回はワーホリ準備何から始めるべき(パート1)の続きとなります。

まず初めにワーホリとは何か?

ワーホリ(ワーキングホリデー)とは、二国間の協定に基づいて青年(18歳~30歳)が異なった文化(相手国)の中で休暇を楽しみながら、その間の滞在資金を補うために一定の労働を認める査証及び出入国管理上の特別な制度。(by wikipedia)

がワーホリだとウィキペディアに記載されています。

ワーホリは「旅する」「学ぶ」「働く」「暮らす」ができるビザ。なので、ワーホリを決めたら色々と準備をする必要があるが、皆さんならまずは何から準備をはじめるだろうか。

 

ビザ申請の準備?エージェント探し?それとも学校選び?何から準備を始めるかはそれぞれだが、その中でももっとも重要な準備と言えば英語!ワーホリ経験者としてこの準備をするかしないかでワーホリの明暗が分かれるといってもいいぐらい重要なのが英語の準備だ。

 

では早速前回に続きワーホリ前に準備するべき英語5選を紹介していこう。

 

理解するまでの学習

結論から言うと理解するまでの学習では足りない。

カナダで1年ワーホリをするということは365日毎日自分の英語の知識や能力を披露しなければいけないということ。つまり、理解するまでの英語学習では全く足りず、語学学校(ESL)で1日4時間~5時間、月曜日~金曜日までただ「聞いて」「理解する」だけではダメなのだ。

 

ワーホリに来る多くの日本人はカナダで英語を「聞き」英語を「理解」しようとは頑張っていてももっとも大事な英語で「リアクション」することがない。これはかなり大きな問題だ。カナダではテスト(TOEICや英検など)の点数は誰も気にしない。実際に「話せる」かどうかだけを気にしている。

 

話せる」と言うのはロボットのように話すことではない。そしてもちろん教科書からコピーしたように話すということでもない。カナダは英語を母国語とする国(フランス語も)つまり、彼らが求めるのは自分のことを自然に英語で表現できるかどうか。それが最も重要しされる。日本人が思う「英語を話す」と英語圏の人が思う「英語を話す」にはかなり溝があると言えるだろう。

 

日本人の「英語を話す」は発音がきれい、文法が完璧、アドバンスレベルの単語を使っているかそれが基準となっている気がする。それに比べて英語圏では訛りがあっても発音がネイティブじゃなくても、文法が完璧じゃなくても英語で自己表現ができる人は英語が「話せる人」である。この違いはかなり大きいと思う。

 

  1. 理解だけで終わる人は初心者レベル
  2. 経験に変える人は中級レベル
  3. 習慣になっている人は上級レベル

であることを頭に入れておくといいと思う。

 

海外に行く前に文法を終わらせる

これは本当に重要!でも殆どの日本人が出来ていないことでもある。

当たり前だが、私たち日本人が日本語の文法を考えずに話すのと同じように英語ネイティブは英文法を考えずに使う。きっと英語を学ぶ上で英文法を考えずに話すことがあなたの目標にもなっていると思う。だからこそ海外に行く前に文法は終わらせて行くことがとても大切なのだ。

 

そして、もう一つ重要なことそれは文法を直訳することを止めること。

直訳はTOEICなどのテストには通用してもカナダのリアルな生活では一切通用しない。直訳していると常に頭の中で日本語から英語、そしてまた日本語と訳すのに時間を使う。つまり、テンポを必要とする会話では全く役に立たない。そして直訳はあなたの英上達を遅らせている1つの要因にもなっている。

 

あなたは英文法の学習を終わらせるためにどれだけの時間をかけていますか?

多くの日本人は英文法を習得するのに苦労しているし、かなりの時間をかけて英文法を学んでいる。あなたもその1人ではないだろうか?私は日本で6年間の義務教育の中で英語を学んだが英文法をマスターすることができなかったし正直英文法が嫌いだった。

 

今から私が言う数字にみんな驚くと思うが文法を習得するには2つのテクニックを使えば2週間で可能だ。えっ?!2週間で?と驚きですよね。私もカナダで私の英語を変える事が出来た先生から言われた時は驚いた。6年で習得できなかったのに2週間で?っと。

 

でも、それは十分に可能だ。なぜなら6年間で英文法をマスター出来なかった私が2週間で英文法をマスターしたのだ。英文法をマスターするには2つのテクニックを使えば2週間で文法をマスターすることができる。

 

それで気づいたこと、それはちゃんとしたテクニックを使って学べば最短で英語習得は可能だということだ。だからこそ、英語で苦労している人には是非知ってほしい。

文法に2週間以上の時間をかける必要は全くないということ声を大にして伝えたい。

2つのテクニックだけで。そして2週間で文法はマスターできる!

 

自己表現をすることを習慣化

これは本当にとてもとても大切なこと。日本人は本当に自分の事を表現することが苦手だとつくづく思う。

 

私も日本にいた時、そしてカナダに来た当初は自己表現をすることが本当に苦手だったし、それによってカナダで苦労した。だからこそワーホリに行く前に自分を表現する習慣を付けて行くことはとても大切で、なおかつ自分を表現する習慣を付けていないとワーホリで沢山の時間を失うことになる。

 

自分を表現する習慣がない=英語の反応が遅くなる。

そうなるとネイティブの友達作りが難しい。そして仕事を得るのがとても難しいくなる。カナダは日本とは全く異なる文化やソーシャルパターンであることは知っていてもそれが具体的にどう違うのかを知っている人は多くないと思う。でも、それを知っているのと知らないのでは全てにおいて大きな差がでてくる。

 

例えば、日本では初めて会った人に自分の事は最初に話したりしない。最初から自分の話をすると「ナルシスト」的な扱いをされたり「俺さま」的な印象を与える。それに対してカナダは逆である。最初に自分の話をしないと「正直じゃない」「秘密主義」「フレンドリーじゃない」「シャイ」との印象になる。そう、相手にそう思われている状態から友達作りや人間関係構築はかなり難しいのは想像できるだろう。

 

もう一つ大切なことそれは英語はQA言語ではない。つまり質問されてそれに答えるだけが英語ではない。もし、あなたがカナダにいながらそう考えているならそれはあなたのお尻(体)はカナダでもあなたの頭(精神)は日本に置き去りのままだと言うこと。あなたのお尻(体)がカナダにあるならあなたの頭(精神)もカナダにあるべきである。そうでなければあなたの英語の成長はほとんどないと考えてもいい。あなたがまだ日本にいるなら英語で自分を表現する習慣を今からつけておくことをおすすめする。

 

英語のキャッチボール

ネイティブがどのように会話のキャッチボールをしているか意識をして観察している人はどれぐらいいるだろうか?おそらく殆どの人が気にもしていないのではないだろうか。しかし、変な英語に聞こえないためにも英語と日本語の会話のキャッチボールの違いを意識して使い分けることはとても重要なことなのだ。

 

日本語での会話のキャッチボールはテニスキャッチボール形式

  • 1人が話す(ボールを相手コートに送る)
  • その間もう1人は話を聞く(ボールが自分のコートに来るのを待つ)

話し終わるまで相手は聞く。そして、相手の話が終わってから話し始める。それが日本での会話のキャッチボール。

 

 

英語はバスケットボール形式

  • 1人が話す(ボールを弾く)
  • そうするともう1人は話に割って入る(ボールを拾う)

1人が話していてる内容に共感したり興味があったりもっと深く知りたいと思った「瞬間」つまり相手の話が完全に終わっていなくても相手に質問をしたり共感をしたりして1人の話から深くそして幅を広げて会話が進むそれが英語での会話のキャッチボール。

 

日本語と英語では会話のキャッチボールが違うので、これはカナダに行く前に練習して慣れていいる方が断然よい。英語のキャッチボールを練習していればもっと自然な英語に聞こえるそしてフレンドリーな印象を相手に与えることができる。

 

  1. 日本語と日本語のキャッチボールは常にセットとして使う。
  2. 英語と英語のキャッチボールは常にセットとして使う。

 

決して英語と日本語のキャッチボールを混ぜて一緒に使ってはいけない。

それは必ず意識をしておく必要がある。そうでないとかなりぎこちない会話になったり、いかにもESL生徒の会話で終わってしまう。

 

英語をあなたのゴールにしない

カナダにワーホリにくる日本人のほとんどが、「私のゴールは英語を流ちょうに話せるようになること、そして外国人の友達を沢山作って興味のある事について沢山話すこと」と答えます。想像できない人もいるかと思うがワーホリに来る多くの日本人が全く同じゴールや似たようなゴールを口にする。

 

まず初めに英語はどんな話題であっても日常的に会話をするためのツールに過ぎない。そして、日常会話で英語を話す為のテーマは設定されていない。なぜならカナダで英語は科目ではないからだ。

 

2つ目に英語ではなく、自分の人生にとって本当に大切な目標を準備すること。

そうすればあなたの英語は確実に上達します。

 

そして最後にあなたの生活、人生は沢山の話題で溢れている

授業や教科書の理論的な話題だでけはなく、実際の話題について話すことにオープンマインであることが必要であなたの人生のリアルな話だけがあなたの英語を上達させる。そのことを覚えておいて欲しい。

 

最後に…

何度も言いますが、英語科目ではなくコミュニケーションツールの1。実生活のツールなのです。私たち日本人は日本語をコミュニケーションツールの1つとして日常的に使っています。科目としてだけの日本語では決してありませんよね。英語も全く同じです。

 

英語がコミュニケーションツールの1だと言うことを理解しないまま英語を科目として考えアプローチを続けていては英語の成長は望めません。本当に英語を上達させたいそう願い海を飛び越え大きな一歩を踏み出すのならまずは「英語は科目」の考えを変え、目標を「英語」ではなく、自分の人生にとって本当に大切なことを目標にしてリアルな英語に飛び込む準備をしてください。そうすれば時間もお金も無駄にせず、自分の目標へと進むことができます。