私と英語 in カナダ

英語×ワーホリ×カナダの現実

英語は聞けるけど話せない理由は〇〇

トーテンポール

外国人に英語で話しかけられた時、喋ってる内容はある程度分かるけど、どんな風に言葉を返したらいいのか分からないっていう経験、ないですか?

思い浮かぶ単語だけを並べたり。

ジェスチャーだけで乗り切ったり。

笑顔だけで乗り切ろうとしたり......笑。

 

かくいう私も英語が話せなかった頃はそんなことを繰り返してその場を凌いでいた。

分からないなら分からないと言えばいいものの....

プライド?恥?があって、

当時の私はそれが出来ず...(今考えると本当もったいないことをしてたな)

分からないことをカバーするのに必死で必要以上に笑顔だけ作って誤魔化していた。

相手は私が分かってないって絶対に気づいてたはず。

今考えるとすごく恥ずかしい...

 

私はカナダに来た当初、語学学校の先生が言っている内容やホストファミリーが話している内容、そしてネイティブが話している内容を全て理解しよう!

そう強く思って話している人の言葉11つに出来るだけ集中して全てを理解しようと一生懸命に相手の話を聞いていた。

 

その結果、時間が立ちカナダに来て英語に耳が慣れてきたら日常会話や授業内容は、ほぼ相手が喋っている内容は理解できるようになっていった。でも、かといって話すとなると全くダメで話す力が全く成長していなかった当時の私。

でもなんで、私が英語で喋ってる内容は分かっても話せないってなっていたと思いますか?実は私、日本人がはまる英語が聞けても話せない闇にははまっていたんです。

 

それは、ずばり理解

相手が言っていることを「理解」したい。

単語の意味を「理解」したい。

文法の意味を「理解」したい。

英語を「理解」したい。

私は「理解」することに集中するあまり、日本人がはまる英語が聞けても話すことができない罠に陥っていた。

 

理解する」とは自分の中に知識を入れることですよね。

つまりインプットアウトプットじゃない。

でも、当時の私は今やっている事はインプットで、次にやることがアウトプット。というようにちゃんと区別をして、それぞれの役割を理解した上で英語を勉強していなかったし、何より理解できれば話せるようになると本気で思っていた。

これは当時の私だけじゃなく、今英語を勉強している日本人の殆どが理解できれば話せるようになる。そう思って勉強をしていると思う。

理解することはもちろん大切なこと。

でも、それよりももっと大切なのは理解したことをアウトプットすること。

これが本当に大切!

普通に考えれば、使える知識を持っているのにそれをアウトプットしないなんて、じゃ何のために理解したんだ自分?ってなりません?

当時の自分に本当に言ってやりたい、

宝の持ち腐れだぞー!使わないでどうするの?って笑。

でも、過去には戻れないので....

今「理解」で終わっている方に向けて

その知識使わないでどうするの?

知識は使ってなんぼ!当時の私のように歩く辞書にはならないで📚

この言葉が届くといいな...

 

今、英語が話せるようになってしみじみ思うこと

それは、理解は学びの最終地点ではない!

と言うこと。

当時の私も含め、日本人は英語学習において理解したことに満足しそのあとの行動をする人が殆どいない。理解したことを自分から積極的に試すことをしない。つまり、アウトプットを全然していない。

私の場合、なんで私が理解を学びの最終地点にして

アウトプットとして理解したことを試さなかったのか...

それは単純に、

恥ずかしい、恥をかきたくない。

そして、自信もない。

あとは、どう会話を始めていいのか分からないし

周りの雰囲気に気後れして話す機会を逃した。

もっと時間があれば話せていたはず...笑

こんな感じで、アウトプットができない言い訳だけを毎回言っていた。

そりゃ、話せるわけがないよね当時の自分。

でも、当時の私は行動に移さない言い訳だけを並べながら、

なぜ話せないんだーと真剣に悩んでいた。

だから今、相手が喋っている内容は理解できても、話すことができないと悩んでいる方に私の経験から声を大にして伝えたいこと。

それは、

理解」で終わらしては絶対にダメで

理解」は始まり。

理解」した後の行動が全てを変えるよ。

私が変わったように!